フェレットを飼ったらお散歩に一緒に行ってみたいと思うかも知れません。そもそもフェレットに散歩は必要でしょうか?
この記事ではフェレットの散歩について解説しています。フェレットの散歩方法、メリット・デメリット、注意点をしっかりと理解した上で行ってください!
Contents
フェレットに散歩は必要?
散歩の必要はない
フェレットは飼育する上で外に散歩に連れて行く必要はありません。連れて行くことも可能ですが、イヌの用に散歩が必要なわけではないのです。日々ケージから出して部屋でしっかり遊ばせてあげていればいいので、一緒に行きたいのであればメリットとデメリットを理解した上で行ってください。
散歩を行うメリット
ケージから出して遊ばせてあげることでストレスを解消することができます。ただ部屋で遊ばせてあげるのでもよいため、外での散歩だけのメリットではありません。
一番大きいメリットは飼い主さん側の話ですが一緒に散歩に行くのは楽しいことです。フェレットも大切な家族ですので一緒に素敵な思い出を作るのは重要です。デメリットもあるので無理のないように気をつけて連れていきましょう。
散歩のデメリット
散歩時は外ですので車や自転車による事故、カラスやイヌなどの動物、脱走リスクなどのデメリットがあります。詳しい内容と対策方法については下記の散歩時に気をつけることに記述しています。
メリットに対してデメリットが多いので日常的に散歩につれていく必要はないと思いますが気をつけながらたまに連れて行ってあげるのもよいでしょう。
散歩時に必要なもの
ハーネス・リード
散歩に出る前にかならずハーネスを付けます。抜けてしまわないようにサイズの調整をしっかりと行うのと、家でハーネスに慣れさせるようにしてあげてください。ハーネスの種類も様々ですがフェレットの体にしっかりとフィットして安定するものを選びましょう。
キャリーバッグ
フェレットを自由にさせる場所までの移動にキャリーバッグがあるとよいです。フェレちゃんがつかれた時に寝ることもできますし、抱っこよりも安心です。プラスチックよりもナイロン製のものが軽くてお散歩にはちょうどいいでしょう。リュックタイプなどもあり袋やバイトなども一緒に持っていきやすいです。
ティッシュとビニール袋
ウンチをした場合に片付けるのに必要になります。それ以外のときにも持っていると役に立つことが多いです。
またテッシュではなく用意できるのであればペット用のウェットティッシュを持っているとより綺麗にできるのでおすすめです!
年齢はいくつから行ってもいい?
フェレットの個体の状況にもよりますがおおよそ4ヶ月から6ヶ月くらいからになります。
予防接種が完了している
生後約3ヶ月(または2回目から1ヶ月前後)で行う3回目のワクチン接種(国内で2回目)が終わっている必要があります。予防接種のスケジュールは個体にもよりますのでワクチンの状況をしっかりと確認してください。
懐いていてハーネスに慣れている
外にはフェレットの知らない慣れていないものがたくさんです。そんな外では守ってくれるのは飼い主さんだけです。そのためその飼い主さんにしっかり懐いていることは重要です。
また、ハーネスに慣れていない場合は歩きにくい子もいるので家でしっかりと慣れさせてあげてください。
散歩時に気をつけること
外には危険が多いですし、ペットを連れている上でのマナーもあるのでしっかりと気をつけてください。
排泄物の処理
外でウンチやおしっこをしてしまった場合は必ず処理します。そのためにも必ずティッシュや袋を持ち歩いてください。させる場合も場所を考えてあげてください。
できれば家の慣れたトイレで済ませてから散歩に出るといいでしょう。
入ってはいけないところに注意
ペット同伴禁止のところには入らないようにしましょう。また立入禁止になっている芝生などに進んでいきそうな場合もしっかり見てあげてください。
外の気温や季節
フェレットは暑さに弱いため熱中症に注意が必要です。夏場のアスファルトなど地面が熱くなっていると足を火傷するので歩かせないでください。また、逆に寒い時期も好ましくないので春や秋の熱暑くも寒くもない日にしましょう。
脱走
ハーネスを必ず付けてから家を出ましょう。そして外では外したりリードから手を離さないでください。ハーネスがゆるくなっていると抜けてしまう可能性もあるのでしっかりと家で確認します。
もし脱走してしまうと二度と会うことができなくなってしまうことも少なくありません。フェレットは特に狭い場所に入り込んでしまったりするので見つけることは困難になります。
必要な時にリードから手を離すこともできるので散歩時にキャリーバッグがあると安心です。
拾い食い
落ちている食べ物やタバコなどは絶対に食べさせないでください。落ちているものが気になってしまうので何かある場合には近づけないようにすることが重要です。
車や自転車
車や自転車には気をつけてください。フェレットの大きさでは少しの接触事故でも命の危険です。車や自転車が通るような場所は歩かせないようにして安全な場所までは抱っこするかキャリーバッグに入れます。また車の音などにビックリする場合もあるので注意してあげましょう。
散歩中のイヌなど
散歩中のイヌなども気をつけてください。相手にもよりますが何が起こるかわからないため近づけないようにしましょう。イヌ以外にもカラスやハトなど鳥もいるので基本的に他の動物と接触を避けます。
ノミ、ダニ、フィラリア
ノミやダニに感染する可能性もあります。事前に予防しておくことと散歩後のケアもしっかりと行ってください。
散歩の方法
基本は抱っこかキャリーバッグ
散歩とはいってもイヌのように家を出てから家に帰るまで歩かせるようなことはしません。基本的には自由にさせても安全な場所まで抱っこかキャリーバッグで移動します。降りたがる場合には大丈夫なところで少し遊ばせて、また抱っこなどで移動と目的地まで繰り返してきます。
自由に歩かせる
安全な場所についたら自由に歩かせてあげましょう。ハーネスリードをつけていてもフェレットはイヌのようについて歩いてくれるわけではありません。もちろん行ってはだめなところには行かないように制御をしながら自由にさせてあげてください。飼い主さんがフェレットちゃんについていくような感じです。
砂遊びも大好きで砂を掘ったりゴロゴロします。爪も体も砂まみれになるので帰ったら綺麗にしましょう。
散歩時間
あまり長時間でなくて大丈夫です。自由に探索させたり一緒に抱っこしたまま歩くだけである程度時間が経ちますので、様子を見ながら散歩してあげてください。
興奮する場合
外に慣れていない場合には興奮してしまう子もいます。しっぽの毛が立ってボン!と膨らみます。興奮したまま落ち着かないで走り回ってしまうこともあるため危険がないように気をつけましょう!
カメラを持っていく
せっかく一緒に外に行くのであればカメラを持っていって素敵な写真を撮ってあげるといいでしょう!スマホでもOKです。
撮った写真はスマホケースなどのグッズにすることもできます。思い出を写真として残して置くのもいいものです。
散歩から帰ったら
汚れを落としてあげる
散歩から帰ったら砂や土などの汚れを落としてあげましょう。ウェットティッシュで拭いてあげたり、汚れがひどい場合にはお風呂に入れてあげましょう。
ゆっくり休ませてあげる
体を綺麗にしてあげたら後はゆっくり休ませてください。遊び疲れていてきっとすぐにぐっすり眠ると思います。散歩の途中でキャリーバッグの中で眠ってしまう子もいます。
フェレットの散歩まとめ
フェレットに散歩は必要なものではありません、しかし連れて行くことは可能なので危険がないように気をつけながら一緒似たの敷きましょう。
以上フェレットの散歩についてでした!