フェレットを飼っていて「うちのこもしかして耳が聴こえない?」と気になった飼い主さんは以外と多くいます。生まれつき難聴のフェレットというのは一定数いるのです。
この記事ではフェレットの難聴について解説しています。
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うちの子もしかして聴こえない?
飼っていてふと気になる飼い主さんが多数います。
我が家には4歳カナディアン♀がいます。
とても健康で今まで病気にかかった事はありません。
しかし、最近になって名前を呼んだり、おいでと言っても気付かない事があります。
その事以外には変化は見られません。
引用元detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
高齢になってきて反応が悪くなってきたかな?と思う場合。
レガンは来たときから音の出る
オモチャに反応せずもしや!
と思ったら、、、、
やはり聞こえてないみたい。。。
引用元blog.goo.ne.jp
ショップで購入した時点で聴こえていない場合も。
わたしがたてる物音に気付かず、誰よりも起きるのが遅い。
ミルクを用意してあげても、わたしの足音にすら気付かず、みんなが集まるのを見て、ようやくやって来る。
ハクの後ろで、フェレットが大好きなスーパーの袋をガシャガシャ鳴らしても無反応。
ハクの耳元で、おもちゃのピーピー音をけたたましく鳴らしても、涼しい顔。
一度、襲われてから、千春のことを怖がっているにも関わらず、千春の唸り声には無警戒。
フェレット部屋の窓を外からコツコツ叩いても、知らんぷり。
ほかのコとじゃれ合っているとき、未だにベビーのように甲高く、大きな声で叫ぶ。
引用元pet.24-7smile.com
難聴のため他の子とは違いがある。
フェレットで難聴は珍しくない
実はフェレットの難聴は珍しくないのです。ショップで売られている時点での難聴も少なくありませんので、これから買う人は購入前にできるだけ確認しましょう。
先天的なものと老化によるもの
フェレットの難聴には先天的なものと老化によるものがあります。生まれつきの難聴の個体は少なくないようですが、老化によって徐々に聴こえなくなってしまう場合もあるのです。
難聴と毛色の関係
白系は難聴になりやすい?
セーブルやバタースコッチなど黒っぽいカラーよりも、白い毛色の個体が難聴になりやすいのです。特にパンダやブレイズに多いと言われています。また、セーブルなどでもなることはあるので注意してください。
白が難聴になりやすい理由
背中で作られる色素細胞によって毛の色が決まってくるので、色の白いフェレットというのはメラニン色素が少ないといえます。
そして背中で作られる色素細胞にメラニン色素が少ないと内耳の中のカリウムイオン(K+)の調節がうまくできずに難聴になってしまうことがあるようです。成長とともに色が抜けていく(白くなっていく)個体は色素が少ないので難聴になることが多いです。
飼育する上での影響
性格が臆病な子もいる
難聴のフェレットは耳が聴こえないので、周りの状況(特に目の見えない後ろなど)がわかりにくいため性格が臆病で警戒心の強い個体が多くなります。反応が悪い(反応しにくい)ためおっとりしたように見える子もいるようです。反応が悪い場合も急に触れたりするとビックリしてしまうので気をつけてあげてください。
名前を呼んでも無反応
耳が聴こえないので名前を呼んでも当然無反応です。
しっかりと聴こえてる子でもちょっと振り向くだけで寄ってきてくれなかったりもするのでそこまで影響があるとは言えませんが少しさみしい気もしますね。
しつけ時に声を出しても効果なし
噛み癖をなくす時など声を出してしつける方法がありますが、聴こえないので叱っても効果がないので他の方法を試しましょう。
じっくり時間をかけて信頼関係を
臆病で警戒心が強い子が多いので時間をかけてゆっくり慣れさせてあげましょう。焦らずに理解してあげるのが信頼関係をつくっていくのに重要です。
難聴でも可愛い大切な家族!
もし耳が聴こえなくてもフェレットは可愛い大切な家族です。聴こえないのを考慮してあげながら大切にしましょう。耳の代わりに目とニオイなどでしっかりと反応してくれます。
フェレットの難聴まとめ
フェレットの難聴は珍しくなく、生まれつき耳の聴こえない個体も少なくありません。飼育する上で影響もありますが聴こえなくなってしまっても注意しながら大切にしてあげてください。以上フェレットの難聴についてでした。