ハリネズミを飼い始めた初心者やベテランの方でも、ハリネズミの爪切りで苦労している方は多いのではないでしょうか?
今回はそんな方々に、おすすめな「ハリネズミの爪切り道具」や「ハリネズミの爪の切り方」のポイントをご紹介したいと思います。
Contents
ハリネズミの爪切りは必要?
爪は伸び続ける
ハリネズミも他の動物と同じで爪が伸びていきます。ですが野生の場合は、穴掘りをしたり、木や岩の上を歩くことにより自然と爪が削れ爪を切らなくても適度な長さを保っています。
一方で飼育されている場合は、床材にペットシーツやウッドチップ、新聞紙等の柔らかい素材を使用するので、自然と爪が削れる事が無く爪を切ることが必要となります。
怪我の原因となる
爪が伸びているとハリネズミの怪我の原因となります。爪が長すぎると物に引っかかり足に負担をかけ怪我の原因となったり、体を掻いた際に必要以上に皮膚を傷つける恐れがあります。また、巻き爪のようになると歩くのに支障が出てきてしまいます。
爪切りが必要な頻度
爪を切る頻度は個体差によって運動量や爪の伸び方が違うので、具体的な頻度は言い切れません。なので日々ハリネズミの爪をチェックして、長いな、伸びてきたなと感じたら爪切りをしてあげることが重要です。
目安としては「床材や物に爪が引っ掛かっている」「爪の先が丸くカーブしている」などです。そしてハリネズミは前足よりも後ろ足の方が爪が伸びやすいので特に後ろ足を注意して見てあげましょう。
ハリネズミの爪切りに必要なもの
小動物専用の爪切り
爪を切るのに、人間用・動物(犬猫)用とありますが、おすすめしたいのが「小動物専用の爪切り」です。小動物用の爪切りは刃先がカーブしているので、爪を切る時に爪が見やすくカットしやすく使い勝手が良いので、おすすめです。ペットショップやネットで入手できます。
専用の爪切り以外だと切った時のパチンという音にビックリしたり、爪が割れたりする可能性もあるので注意してください。
メッシュ素材のカゴ
爪を切る時に嫌がってしまうハリネズミを入れるための「メッシュ素材のカゴ」です。メッシュ部分から出てきた爪を切る時に使用するのですが、慣れていないと切りづらく時間がかかってしまいます。
素材は、洗濯ネットや針金製のカゴがありますが、どちらも100均で入手できます。
革の手袋
メッシュ素材のカゴで爪が切れなかった場合は、直にハリネズミを掴むために「革の手袋」が必要となります。革の手袋も使用手馴れるまでに大変ですが飼い主、ハリネズミ双方の安全を考えると必要だと思います。
ペットショップやネットで入手できます。
抱っこがうまくできる人には必要ありません。
ハリネズミの爪切り方法
1本ずつ順番に
まず、切りたい足を片手で持ち固定し、反対の手で爪切りを持って1本ずつ順番に切っていきます。もし暴れるようなら、静かになった一瞬を狙って切ります。(集中力が必要)
切る位置
切る位置は、爪のピンク色の部分は血管が通っているため切ってはいけません。切るのは先端の白い部分だけなので慣れないうちは少しずつ様子を見ながら切りましょう。
うまく行うことコツと注意点
一度に全部切ろうとしない
一度に全部切ろうとしないで、時間を分けて数本ずつカットするとハリネズミに負担やストレスが少なく済むと思います。
切り過ぎた時(出血)
爪には血管が通っているので万が一、切り過ぎた時(出血)は止血剤を傷口に塗布してください。ペットショップなどで入手できるので、用意しておけば安心して爪切りができます。
それでも血が止まらない、心配な場合はすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
動物病院でやってもらう
最終手段となりますが、様々な方法を試しダメだったり、切るのが怖い方は動物病院でやってもらうようにしましょう。そのためにも近場でハリネズミを診てくれる動物病院を探しておくことをおすすめいたします。
ハリネズミの爪切りまとめ
爪切りはハリネズミにとって必要な事です。最初は慣れなかったり、ハリネズミが嫌がってしまうと思いますが道具を揃え回数をこなせば時間も負担もかけずに爪切りができるようになりと思います。
そのためにもハリネズミとのコミュニケーションを日頃からとり日頃から観察してちょっとした変化に気づく事も大切です。そして、何かあった時のために必ずハリネズミを診てもらえる動物病院を探しておきましょう。
ハリネズミとのエンジョイライフをお過ごしください。