モルモット

家族として買っているモルモットには長生きしてほしいですよね。
そもそもモルモットの寿命はどのくらいなのでしょうか?
今回はモルモットの寿命と長生きさせるための育てかたを紹介します。

モルモットの寿命

モルモットの平均寿命

モルモットの平均寿命は5〜9年と言われています。
与えている餌や飼育環境、個体差によって平均寿命に違います。

モルモットのなりやすい病気

モルモットは歯の疾患、消化器系の疾患、皮膚疾患、生殖器疾患になりやすいです。
歯の疾患では「不正咬合」があります。
モルモットは人間と違い歯が伸び続け、伸びすぎた歯が舌や歯に刺さり痛みから食欲が減流ようになります。
異変に早めに気づけるのが一番いいですが、モルモットの奥にある臼歯はわかりにくいので動物病院の診察を受けてください。
また、モルモットに上下の歯を使って食べる牧草を与えることで不正咬合を予防することが大切です。

消火器系の疾患では盲腸便秘・鼓腸症・胃腸のうっ滞があります。
繊維の少ない食べ物やストレス、歯の不正咬合が原因で消化器の動きが悪くなり胃腸のうっ滯がおきたりお腹が膨らんだり、また便が少なくなります。
そうなるとモルモットの元気がなくなって食欲も減りさらに消化器系の動きが悪くなってしまい一向に改善しない状態になってしまいます。
そのため、病院で点滴や消化器の動きを促進する薬を処方してもらう必要があります。
モルモットのような被捕食者の動物は具合が悪くなっても元気なふりをするので全く食欲がない状態になったら病気が進行していることが多く重症になると死亡することが多く恐ろしい疾患です。
お腹が張っている、食欲がいつもより少なかったり、便の量が少ないといったモルモットの異変に早めに気づくことが大切です。

皮膚疾患ではシラミやダニによる感染、真菌・細菌の感染や腫瘍があります。モルモットは暑さに弱く寒さに強い動物で高温多湿の環境と排泄物が多いケージによって不衛生になり皮膚の疾患になりやすいです。

後ろの脚を使って体を掻き始めたりフケが出たり被毛のない部分が見え流ようなら早めに動物病院を受診してください。駆除剤でシラミやダニは駆除できますがケージには卵がある可能性もあるのでケージの掃除をする必要があります。

生殖器系疾患では長い妊娠期間によって難産になることが多いです。
胎仔が雌の胎内(子宮内)から出る分娩の途中で遅れてしまい人工的な手助けを必要としなければ出産ができない状態を難産と言います。
難産の原因の一つとして1歳以上の雌の初産があります。モルモットのメスの骨盤の一部分が軟骨でできていて出産時にはこの部分が開くことによって胎仔が通過するための道ができます。

雌の年齢が1歳以上だと骨盤が十分に開かなくなるため難産の原因となるのです。
親のモルモットも胎仔も死亡してしまう恐れがあり緊急手術が必要となるためすぐに病院に連れていってください。

モルモットは性成熟が早く2〜3ヶ月齢くらいが繁殖に適しています。繁殖を行うときは雌の年齢を考えた上で計画的に行うことが大切です。

モルモットを長生きさせる育て方

栄養バランスのよいフード

長生きのためにはモルモットの餌をバランスよく与える必要があります。
モルモットは専用のフード(ペレット)を中心にして牧草、ビタミンCを含む野菜や果物を与えてください。
おやつはあげすぎると肥満、牧草を食べなくなる、不正咬合の原因になるので注意してくださいね。

飼育環境を清潔に

モルモットは排泄物の量が多い動物です。
ケージの掃除をサボっていると不衛生になりシラミやダニ、細菌が繁殖して皮膚疾患になってしまうなどトラブルの原因になります。
モルモットは綺麗好きでケージが汚れていたらこまめに掃除をするようにしてください。

ストレスを与えない

聴覚が発達しているモルモットを飼う環境としては静かな環境を作ることが大切です。
子供がいる場合大きな声で喋らないようにしてもらいましょう。
また環境に慣れるまでは触られるのもストレスになります。
飼い始めたときはベタベタ触らないようにしてください。
モルモットは暑さに弱く寒さに強い動物であるため室温にも注意が必要です。
最適温度としては17〜22度で、最適湿度は50〜60%といわれています。
夏場は室内温度が急激に上がりやすいので熱中症に気をつけてください。

ビタミンCを与える

モルモットは人間と同じように身体でビタミンCを作れないので食べ物から摂取する必要があります。
ビタミンCが不足することで毛のツヤが悪くなったり、毛が抜けたり、食欲の減少につながるなど体調不良の原因になります。
ペレットの中にビタミンCが含まれているものも多いですが、熱や空気、湿気に触れると破壊されるのでフードは開封したら涼しい部屋で保管するようにして早めに使い切るようにしましょう。

複数で飼育

モルモットは5~10頭の群れで生活する動物です。
複数で飼うことで寂しい思いをせずに安心しやすくなります。
同じケージで雄と雌の複数飼いをすると大量に繁殖してしまうので別々にするなど注意してください。
一匹元々飼っていたとして後からもう一匹同じケージに入れたりすると元いたモルモットが警戒して喧嘩に発展してしまうこともあるので同じ時期に一緒に飼うのがオススメです。

定期的な健康診断

モルモットは疾患を抱えていても限界まで元気なふりをして生活をする傾向があります。
被捕食者は具合が悪いところを見せると捕食者に襲われてしまうからです。
そのため、ペットとして飼うときは飼い主が早く異変に気づく必要があります。

  • 目ヤニがないか
  • 目元の分泌液が増えていないか
  • 鼻水は出ていないか
  • 食欲は落ちていないか
  • 毛が抜けていたり皮膚異常が見られないか
  • 尿や便が出ているか

モルモットの寿命まとめ

以上がモルモットの寿命と長生きさせるための育てかたでした。
モルモットと長く一緒に過ごすためにはバランスの良い餌、清潔でストレスの少ない環境、モルモットの異変に気づくことが大切です。
モルモットの体調の変化に気づくためには日頃からモルモットのことをよく観察している必要がありますね。
一人で抱え込まずに少しでも異変に気付いたら動物病院に診断を受けに行ってみてくださいね。

この記事を書いた人

鳥井 慎太郎
鳥井 慎太郎
Web事業家/ブロガー
毎日楽しい。 個人開発(Webサービス、ゲームアプリ)